借金を無くすには

わたしが借金問題を考えるようになったのは、わたしの友人や知人で借金でどうしようもなくなって自己破産などをした者が何人もいたのが切っ掛けです。

借金の問題で困っていた者の中には、わたしが直接自己破産の手続きの手伝いをしてあげたりしたものもいます。

借金の問題と言うのは他人事では無いと切実に思う様になったのです。

仕方なくその様な借金で身動きの取れない状況になる人ももちろんいますけれど、あまりに安易に借金を重ねる人が多いのには驚きます。
 そして多くの人が、自分の借金についてあまりにも何も知らない様に思います。

良い借金と悪い借金

借金には、良い借金と悪い借金があります。

悪い借金

では悪い借金とはどんな借金なのでしょうか?

簡単に言えば消費のための借金です。
例えば、生活費が足りないのでお金を借りる。
これは考えれば簡単に分かる事だと思うのですが、生活費をやり繰り出来ないからお金を借りる訳ですが、 借金をすれば借りた分にあわせて利息も払わなければならないと言う事です。
 しかし、借りる前の状態で生活のやり繰りが出来ないのに、利息と合わせて返済する分を引いた残りでやり繰りできるのでしょうか?
 もっとやり繰りできない状態になるのは明らかです。

論外ですがギャンブルなどを借金でやる人がいます。 これはもうまともな状態ではなくなっているのでしょうね?

他にも電化製品やクルマなどです。
 使っているうちに(使わなくても)価値はどんどん下がります。
それどころかクルマなどは税金、保険、燃料費、定期メンテナンス費用、修理代などです。 人によっては駐車場を借りて駐車場代も掛かるようになるでしょう。  もちろん車検代も掛かります。

例えば、200万で普通乗用車を買ったとします。
 これを10年間頑張って使うとすると、大雑把に言えば年間20万で月当り16667円です。
 税金が毎年4万として、月当り3333円。
 保険が8万とすると月当り6667円。
 ガソリン代が月に1万円。
 駐車場代が月に1万円。
 車検が2年に1回で10万だと月当り4167円。
 メンテナンスや修理などで年間3万(オイル交換などの定期的なものと滅多に無いが修理などを年間に割り振ったとして)だと、月当り2500円。

車を持っていると、だいたいこんな感じの費用が掛かると思います。(実際の金額はそれぞれによって異なるのでご自分で計算してみて下さい。)
 この例だと、月53,334円の維持費が掛かっている事になります!

これほどお金が掛かるものを、お金が無いから、借金して利息を更に払って買うなんてまともな感覚ではないと思いませんか?

クルマに関しては特に色々言いたいのですが、日本人は収入の割合に対して高い車を買い過ぎです。
 かなり前ですのでかなり曖昧な記憶なのですが、個人の所得と自家用車の関係について調査したデータを見ましたが、 欧米の人に比べて日本人はクルマにお金を掛け過ぎです!
 クルマは資産ではありません。

要するに何が言いたいのかというと使っているうちに(場合によっては買った途端に)価値が無くなるものを借金して買うなと言う事です。
 そして大抵はそれらのものは、買った瞬間から(中古になるので)大きく価値が下がります。

悪い借金

では今度は良い借金とはどんな借金なのでしょうか?

長く持っていても価値が下がらないか、下がったとしても持っている間に利益をもたらすもの。
 例えば、不動産などは建物部分は古くなれば価値は下がりますが、賃貸すれば利益をもたらします。
 詳しくは、 「投資する」のところの >> 不動産 に譲ります。

また商売を始めようとしてお金を借りるなどの事業資金も良い借金です。 もっともこれらはきちんとした計画が前提ではありますが.

ですから借金といっても、積極的に利用すれば、プラスになるものと、絶対に借りるべきでないものの2種類があるという事を理解していただけたと思います。



借金の原因

あなたが今、借金の問題を抱えているのはなぜでしょうか?
何故その様な借金問題に陥ってしまったのでしょうか? 物事には必ず原因があります。
 借金の問題を抱えているひとの中には、病気や事故、怪我、失業など自分ではコントロール出来ない原因もあると思います。
 では、その様な原因であれば、借金問題を抱えているのは仕方がないのでしょうか?
 非常に不幸な事には違いないと思います。 では、仕方がないのでしょうか?

例えば、あなたが仕方の無い理由で大きな借金を抱えてしまったために自己破産したとします。
 自己破産はそうそう何度も出来る訳ではありません。 また同じような事が起きたらどうしますか?
 仕方ないから諦めますか?

誤解しないで下さい。 何かしらあなたにも悪いところがある等といっている訳ではありません。
確かにこの人は全く分かってないというか、借金の問題をなんとも思っていないというか、また繰り返すのだろうなという人も多くいます。

人間全て自分で結果をコントロール出来るものではないのですが、危機回避の努力はするべきだと思います。

もしも今までの自分に問題があったのならばそれを直す。
 何か突発的なトラブルに見舞われたのならば、少しでもその様な事態を回避できる方法が無いかを考えるということです。

消費者金融などから多額の借金を作って、やっと借金を整理したと思ったら、また結構な数の人達が借りてしまうのだそうです。
何も考えなければあなたもそうなるかもしれません。

収支を把握する

仮に自己破産その他で、借金を全て整理したとしても、その後に収入が無ければ結局また借金に手を出そうとするかも知れません。
 借金の額からすると大した額ではないかもしれませんが、収入を増やすで紹介している方法で、必ず収入がある方法も紹介していますので参考にされてはいかがでしょうか?

お金に余裕のない人ほど、金額が少ないと疎かにし、また逆に高額では必要なものでも惜しみがちです。 たいした収入でなくとも軽んじてはいけません。

それに、借金問題に陥ったひとには、自分が何に幾らくらい使ったかなど、家計簿の様なのを付けるどころか、全く収入や支出を把握していない人が多過ぎます。

何にどの位使ったのか? いつ頃どんな費用が幾らくらい必要なのか?(毎月必要なものは考えていても、一年毎に必要なものなどは把握していますか?) そのような事も判らないのに、あらかじめ支出に備えていたりする事が出来るでしょうか?

たいていのことは1ヶ月も続ければ習慣になるといいます。
 せめて1ヶ月だけでもやってみるつもりで家計簿(お小遣い帳)でもつけてみませんか? 文房具店かコンビニにでも行けば、数百円からで置いてあると思います。

クレジットカードについて

クレジットカードというものは非常に便利なものですし、上手く使えばお金を得することも出来ます。
 しかし借金でお金に困っている人にとってはかえって負担に過ぎないと思います。

お金が手もとに無くても買い物をする事が出来るので、ついつい余計に買い物をしがちです。(統計上もクレジットカードで買い物をする方が余計に使う事が判っています。)
 それどころか、手もとにではなく、お金が無いのにもかかわらず先々の収入を当てにして(場合によっては当ても無く)買い物に使ってしまう人も多いようです。

どの本だったかちょっと忘れてしまいましたが、クレジットカードを全て処分するだけで何割かの出費を抑える事が出来ると書いてあった本がありました。
 どの位効果があるかは別にしても、クレジットカードを全て処分する事で、出費を抑える事が出来るのは間違いないと思います。




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