今回は、外貨預金をするくらいだったらスワップ取引、スワップ金利で稼ぐ方がずっと儲かるというお話です。 先ず最初にスワップというのは交換するという意味です。
外国為替証拠金取引でスワップ金利と呼ばれるものについてお話したいと思います。
今回は、スワップ金利について初心者の方が何となくイメージ出来る様に外貨預金と比較して、かつイメージしやすい様にたとえてお話している部分があります。
外貨預金について簡単にまとめると、
実は外国為替取引に他ならない。
日本の一般的な預金と違い、外貨預金の定期は途中解約が一切出来ないので極めてリスクが高い
TTSとTTBの開きが大きい(コストが高くつく)
例えば、USDでTTS 100.00円、TTB 98.00円だったとします。(実際に2円程度の開きが普通です)
外貨預金の満期日に全く同じ為替レートだったとして、ドルから円に戻すと100円が98円に減ってしまいますので、
利息が2%以上なければリスクを取った上に損失が出てしまいます。
税金の関係も考慮に入れなければ成らないのですが、ここでは煩雑になるので省略します。
しかし外国為替証拠金取引の場合は、スプレッドが5銭とか3銭というところもあります。
100.00円が99.95円などという事になりますから、先の銀行の場合に比べて為替取引に掛かるコストは2円と5銭では40分の1、
2円と3銭では67分の1程も違いが出て来ます。
2円以上円高にならないとコストが回収出来ない外貨預金と、数銭程度の為替変動でも元が取れる外国為替証拠金取引ではどちらが有利かは考えるまでも無いと思います。
更に外貨預金の定期では、一旦預けるとどんなに円安になると思っても途中解約は出来ません。
外国為替証拠金取引では、24時間いつでも(時間に制約のあるところもある業者もありますが)ポジションを解消できます。
ここからがスワップ金利の本題です。
スワップというのは先にお話したように交換のことです。
外国為替証拠金取引というのは、ある通貨を買ってある通貨を売る取引です。
ドルを買って円を売る(円で支払う)
というような感じです。
外国為替証拠金取引では、何%かの証拠金を入れておけば良いのですが、買った通貨の利息分を受け取る事が出来ます。
逆に売った通貨の利息分は支払わないといけません。
お金を借りて預金した状態をイメージしてもらえると分りやすいと思います。
つまり受け取る利息分が多くて、支払う分の利息が少なければ、その分(スワップ金利)が収支プラスになります
「借りた金を預けて利息分で儲かるなんて上手い話有る訳無いじゃん。」なんて思われそうですね。
現在日本は市場稀に見る低金利(意図的に異常に低い金利にされている)です。
円を売ってドルなど他の通貨を買うと収支プラスになるということです。
(この辺りは個別の通貨、その他で変ります)
実際に聞いた事のある方も多いかと思いますがちょっと前にプロの間でも円キャリートレードというのがかなり流行りました。
只同然のコストの円で資金調達して、ドルその他で運用する訳です。
このスワップ金利は日々発生します。
業者によって、また日々異なりますが
トレイダーズ証券 のスワップポイントを見ると、米ドルで118円、ポンドでは230円になっています。
(以上全て円売り1日当り1万通貨単位を買っている場合です。)
ここの場合、先の1ドル100円であれば、1万米ドル当り基準証拠金約7万円になっていますので、外貨預金では1万ドルの資金であれば1万ドル分の利息しか付きませんが、
7万円の証拠金で1万ドル分のスワップ金利(先の場合1日118円)を受け取る事が出来ます。
ですから外国為替保証金取引の場合、残りの9千3百ドル相当分を元本割れのリスクの無い金融商品でまわせば、1万ドルの外貨預金と同じ為替リスクにも拘らず、
更にそちらの利回りも追求出来るので2重に利益を得る事も可能です。
更に残りの9千3百ドルで9万ドル追加すれば、同じ資金でも10万ドル分になりますので118円*10で1180円になりますので、 仮に1年間同じとすれば1万ドル相当の元手で43万円以上のスワップ金利が受け取れることになります。
もっともこれはあくまでも計算上なので実際にはスワップ金利の変動や為替リスクを考えて取引をしなければならないのはいうまでもありません。
それでも外貨預金よりもむしろレバレッジを掛けなければ安全なのではないでしょうか?
関連: 外貨預金 自分で高利回り外貨預金を作る 等