生命保険の基本的な種類

生命保険というと非常に複雑で、様々な商品が開発されていますので素人には判り難いものです。
 しかし、実は生命保険の基本的な商品の種類はそれほど多くはありません

この生命保険の基本的な商品をある程度わかっているだけで、自分に必要な生命保険選びずっと簡単になると思います。



死亡保険と生存保険

死亡保険

死亡保険というのは、被保険者(保険の対象になっている人)が死亡すると保険金が払われるというものです。

もしもの時に保険金が支払わるという、多くの人が持つ生命保険のイメージのままですね。
商品としては定期保険などが死亡保険です。

生存保険

生存保険というだけではピンと来ないかもしれませんが、被保険者が満期日に生存していると保険金が支払われます

年金型の保険や、お祝い金などで保険金が支払われるものなどがそうです。

実際にある多くの生命保険は、死亡保険と生存保険を組み合わせたものがたくさんあります。

代表的な生命保険の種類

定期保険

定期保険というのは、決められた契約期間内に被保険者が死亡した場合に保険金が支払われるものです。

5年とか10年、20年と契約期間を決めてその期間だけ保障しますので、契約期間満了後にはもちろん保障はありませんし、支払った保険料は1円も戻ってきません。
 いわゆる掛け捨てと呼ばれるものです。

ただ、一般に高齢になるほど死亡する確率は高くなりますので、保険料が高くなり支払うのが大変になります。
 そこで、死亡率の低い若いうちに多めに保険料を払って、高齢になってからの保険料を低めに抑えるというものがあります。

この場合は、生命保険を途中で解約した場合、多めに払っていた保険料の分として解約返戻金が戻ってくる事はあります。

終身保険

名前の通り、終身保険というのは、定期保険の様に期間を定めないで生涯にわたって、保険料が保障されます。
 終身保険は、定期保険の契約期間を無期限に引き延ばした定期保険の変形ともいえると思います。

しかし永遠に生きる人はいませんので、必ず死亡して保険金が支払われる時はやってきます。
 そのため、定期保険と比べると、掛け金に対して保険金額は少なめです。
 ですから、定期保険と同じ様に保障額を得るためには保険料は高くなります。

定期付終身保険

定期付終身保険は、その名のとおり、終身保険定期保険を組み合わせたものです。

生命保険に加入している人で最も多いのが、この定期付終身保険ではないかと思います。

例えば、一般的に子どもが小さい時などに万が一の事態が起こった場合、多くの保障が必要になると思います。
 しかし、子どもが大きくなった後では、それほど多くの保障は必要なくなるでしょう。

 そこで、終身保険よりも少ない保険料で高い保障を得られる定期保険をあわせることにより、終身保険で生涯の保障も確保しつつ保険料を大幅に抑えるというしくみです。

こども保険

こども保険は、子どもの年齢や学校の入学などでお祝い金が出たり満期に保険金が受け取れる様になっている。

その部分は生存保険ですが、親の死亡で保険料が免除があったり等する部分は死亡保険も組み合わされている。

保険のしくみとしては代表的な保険と言うよりも、様々な保険を組み合わせたものですが、保険商品としては代表的な保険のひとつと言えると思います。

個人年金保険

個人年金保険は、保険料を積み立てて行き、その積み立てたお金を運用してもらい、将来年金として受け取るというもの。

公的な年金がいろいろと問題を抱えているので、自分の身は、自分で守るということで注目されてきている。

税制上の優遇もいろいろと、とられている。

変額保険

変額保険は、保険の契約期間中に株や債券などで投資運用して、その成果によって死亡保障や満期金が変化(変額)するというものです。
 生命保険とは言っても、投資の性格の非常に強い貯蓄性の保険です。

これも昔、借金して変額保険を購入して、相続税対策をすると言うのが流行りました。
 しかし保険とはいえ借金して投資するのと同じようなものですから、景気の崩壊と共に、 相続税の対策どころか相続する財産を失う羽目になる人が続出して、販売方法の問題もあって大問題になりました。

やはり、投資と節税は、あくまでも投資が目的ですから、節税を中心に考えると大変な事になりかねないようです。

養老保険

養老保険は、死亡保険金額と同額の満期金が出るようにしたものです。

保険金をどんどん積み立てて行くので死亡保障額は段々減ってゆきます。

例えば、100万円の保障額として、契約して早い段階で死亡すれば、殆ど保険料を積み立てていないので保障額は大きくなります。
 しかし、満期近くであれば、満額近く積み立ててきていますので、保険でカバーする額は少なくなります。

定期保険の一種でもありますが、貯蓄の部分もあるというわけです。

過去の高金利の時代に、一時払い養老保険(契約時点で保険料を一括して払う)が流行りました。
 これは当時の高利回りもありましたが、預貯金と同じ様な感覚で利回りを確保すると同時に、預貯金と違って保険と言う扱いを利用して(生命保険の保険料として所得から控除)節税が可能だったからです。

基本は定期保険

いくつか代表的な保険を紹介しましたが、その基本には、定期保険があるというのがわかって貰えたのではないかと思います。

定期の契約期間をずっと引き伸ばせば、終身保険ですし、保険料を多めに徴収して運用すれば貯蓄性の保険になります。
 また条件を死亡ではなくガンにすればガン保険ですし、介護にすれば介護保険といった具合です。

紹介したほかにも生命保険には、非常に多くの種類がありますが、基本的な保険を組み合わせたり、様々な特約をつけるといったバリエーションと考えれば、 ややこしい保険も、ずいぶんと理解しやすくなったのではないでしょうか?




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