保険料がどの様に決まるのかなんて、どうでも良いと思っている人もいるかも知れませんが、じつは保険について知るうえで非常に重要なので、
ちょっとだけ我慢して、わたしがお話しすることを聞いて下さいね。
きっとあなたの保険料を節約するのにも役に立つと思います
生命保険の保険料は、大きく別けて3つの要素で決められています。
| 純保険料 | 付加保険料 | |
|---|---|---|
| 死亡保険料 | 生存保険料 | 予定事業費 |
生命保険の保険料を分りやすく表にして見ました。
あなたの払う保険料がどの様な要素で決められているのかというと、まず純保険料と付加保険料に分けられます。
まず純保険料のところに注目してください。
さらに死亡保険料と生存保険料にわかれています。
死亡保険料というのは、保険の加入者が1年間でどれくらいの割合で死亡するかを確率で予測した予定死亡率で決まるものです。
例えば、年間加入者1000人あたり10人が死亡するとすれば、死亡率1%
他の要素を排除したとして、保険金の支払いが1千万円なら加入者一人当たり年間10万円の保険料が必要といった感じですね。
次に生存保険料というのは、貯蓄の部分として、預かった保険料のお金をどれくらい運用できるかと言う予定利率で決められます。
例えば、5%で運用できると見込んだとして、10万円預かっていたとしたら1年で10万5千円に増やせる予定といった感じです。
この様に死亡保険料と生存保険料を合わせて、純保険料が決まります。
それでは、次は付加保険料についてです。
この部分は、保険の保障とは関係の無い部分です。
どういう事かというと、保険会社の運営維持のための経費や保険会社の儲けなどに充てられる予定事業費率で決められます。
もちろん保険会社もビジネスですから、経費が掛かったりした分をまかなわなくてはなりませんし利益も出さなければなりません。
そしてこれら、付加保険料と純保険料を合計したものがあなたの支払う保険料となるのです。
この保険料の何が問題かというと、付加保険料と純保険料の内訳などは、ふつうは一般に公表されませんし、生命保険の加入者にも知らされません。
例えば、付加保険料のもとになる経費の見積もりを多めに見積もったけれど、実際には少なく済んだりとか、
生命保険会社の社員などの給料をガッポリ払うようにしても、
実際には、トータルでの保険料ですから、
運用がそこそこで満期の受け取りが少ないのか?
それとも経費をかけ過ぎで減らされているのか?
それすら判断できないという事です。
これを投資信託などの運用で考えてみたらどうでしょうか?
販売手数料や信託報酬が幾らなのか教えてもらえないということです!
例えば1万円で購入した投資信託を何年かして解約してみたら1万500円になった。
手数料などは千円程度だけれど、運用成績が悪いので1万500円なのか?
それとも、運用成績は良いのに、手数料などを5千円ほどと取りまくった上で、1万500円しか戻ってこないのか?
トータルだけでは全く判断しようがありませんよね? 投資信託など普通の金融商品では、そんな商品ありえません。
コストがキチンと明示されている投資信託でもいろいろと問題があるのに、 生命保険ではそれが全く知らされないのです。