よく保険とは相互扶助の精神であるというような事を言いますが、実際のところはどうなんでしょうか?
保険会社は、別に見ず知らずの他人を助けるための気高い精神で運営されている訳ではありません。
保険会社にとって保険はビジネスです。
保険は、きっちりと計算されて絶対に保険会社が損しない様に設計します。
事実、過去に保険会社が破綻した例を見ると運用に失敗して破綻したものは聞いた事があると思いますが、保険を払いすぎて破綻したなんて聞いた事ありますか?
保険会社は、更に保険金の支払いの偏りのリスクを減らすために、再保険を掛けたりします。
もちろん保険といえどもビジネスですから利益を追求するのは当然ですし、保険会社の人はボランティアでなければならないという言われもありません。
もっとも保険会社の人の高い所得を見れば,相互扶助の精神で運営されているのか、ビジネスとして経営されているのかは明らかでしょうけれど。
では、加入者にとって保険とはなんなのでしょうか?
加入者にとっては、保険とは保障を買っているのです。
リスクに備えて保障を買うものであって、なんとなく保険に加入したり、世間体で加入するものではありません。
保障を買っていると理解すれば、「保障が多ければ多いほど得」なのか、「保険料が払えれば高い保障の方が得」なのかと言うことの、答えもすぐにわかると思います。
普通の人であれば、普段の買い物でいらないものをどんどん買う人はいないと思います。
ましてや生命保険であれば、人生で2番目に高い買い物であると言われるくらいです。
保険は本当に必要な保障のみにするべきなのです。
保険が相互扶助であるとか、保険加入は家族への愛情であるとか思いやりであるとか、社会人としての義務であるとか、変な言葉に惑わされてしまうと、 つい保障が多いほど良いとか、高いほど良いという様な気がしてくるのです。
保障は買うものであると思い出せば、無駄な保険に入る事もなくなるのではないでしょうか?
保険は非常に高い買い物であるだけに、無駄な掛け金を払わなければ、あなたの家計にも非常に大きな節約となるはずです。